ココナツオイルを摂ろう

ココナツオイルの成分としての特徴をまとめると次のようになります。

  1. 92%は飽和脂肪酸である。
  2. 64%は中鎖脂肪酸である。
  3. 植物油にも拘わらず多価不飽和脂肪酸の含有量が非常に少ない。

ココナツオイルの飽和脂肪酸は50%がラウリン酸という中鎖脂肪酸です。従って分解されて主としてエネルギー生産に使われます。

体脂肪になったり、動脈壁に溜まったりしません。

ほとんどの植物油が不飽和脂肪酸を多く含んでいますが、ココナツオイルは前述のごとくほとんど含んでいないので、極めて安定したオイルです。

室温で保存できるし、料理で加熱しても変化しないので健康への悪影響はありません。不飽和脂肪酸は不安定なので、空気に晒されたり、温度の高いところに保存されると酸化しやすくフリーラディカルなども発生しやすくなります。

オリーブオイルは健康に良いというイメージが出来上がっていますが、管理の悪い安物を買ったり、高価な良質のものを購入しても自宅での保存方法が正しくなければ、健康に悪いオイルとなるので注意が肝心です。