アナフィラキシーショック

最近、アナフィラキシーという言葉を耳にすることが多くなりました。

先日はコロナワクチン注射後アナフィラキシー様症状を訴えた42歳の女性が約1時間半後に死亡したというニュースがありました。

アナフィラキシーとはご存知の方も多いでしょうが、薬物や食物などが身体に入ってから短時間のうちに起きるアレルギー反応です。

アレルギー反応による症状には以下のようなものがあります。

  1. 蕁麻疹などの発疹を伴う皮膚症状
  2. 嘔気、嘔吐、腹痛などの消化器症状
  3. 呼吸困難、息苦しさなどの呼吸器症状

が代表的なものです。

即ち、複数の臓器で症状が発生するのがアナフィラキシーといいます。更には、冷汗、血圧低下、意識低下、意識障害などの循環不全状態(急性心不全など)になったらアナフィラキシーショックといいます。緊急対応が必要です。

コロナワクチンに限らず抗原と成り得る物質(アレルゲン)が含まれているものを注射されれば理論上はアナフィラキシーが起きることはあります。但し、頻度は極めて低くインフルエンザ予防接種ではアナフィラキシーショックとして確認されたものは無いようです。

ワクチン接種会場ではアナフィラキシーに備えた医療体制は出来ている筈です。アナフィラキシーが発生したら直ぐにアドレナリン(エピネフリンともいう)の筋肉内注射を行います。一般的には大腿四頭筋などの大きな筋肉に行います。吸収が速いからです。

従って、ワクチン接種後に少しでも気分が悪くなったら 躊躇せずに担当の人に告げることです。